誰でもできる!3ステップロジカルライティング
「伝えたいことがあるけど、うまく話せなくて伝わらない」
このような経験がある人は意外と多いのではないでしょうか?
私も最近ブログを始めて、「うまく書けないなぁ」と思ったり、
完成した記事を見返して、「何が言いたかったんだろう...」と思うことが多々ありました。
記事作成において、ロジカルに書くことは、
- 読みやすい
- 理解しやすい
- 最後まで読みやすい
の三拍子。読者さんにとっては、重要な点だと思います。
もし、有益な情報であるとしても、話が転々としている記事は読み手が疲れて見てもらえなければ意味がないからです。
そうはいっても、
「話すことが苦手」
「書くことが苦手」
「頭の回転もそんなに良くないからなあぁ...」
という人もいるのではないでしょうか?
私も、書くことが苦手でしたが、この本の3つのステップに従って書くだけで
格段に読みやすい、読者にやさしい文章が書けるようになったのでご紹介いたします。
まずは、書くことを鍛えることで、「会話」も「説明」も上手くなっていくので、ぜひ試してみてください!
ロジカルシンキング初心者におすすめの本!
今回参考にした、ロジカルシンキングの良書がこちら
ぱっと見では、「なんだか子供っぽいな...」と思う方もいるかもしれません。
ですが、この本はとても読みやすくて
- 文字が大きい
- 図・イラストが豊富
- 実践しながら身につける
という形式の本なので、ロジカルシンキングの導入としては優秀な本なんです!!
これをもとに、「ロジカルな文章を書くにはどうしたらいいのか?」説明していきます。
ロジカル文章術の3ステップ
これから例に出すのは僕が実際にやってみた例です。参考までにご覧ください。
また、今回はブログ記事作成用にアレンジしているのでご注意ください。
ステップ1:テーマを決める
ロジカルシンキングをするには、「何を考えるか?」を決めなくてはなりません。
話が転々としてしまう伝わりにくい文章になってしまう典型的な例は、
「習慣化について」
のようなテーマです。どのような記事を書くのか、いつ書くのか、何を書くのかなど、俗にいう5W1Hをつけることが重要なんです。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰が)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How (どのように)
これらを加えると、先ほどの例は
「習慣化はどのようにするのか?」
のようになります。これでもテーマがぶれてしまいそうですよね。
私の場合は、さらに「良い習慣」「最適な方法」というように特徴を表すワードを加えることでテーマを絞っています。
「良い習慣を身につける最適な方法は何?」
これで、一点集中できそうですね。
ステップ2:リサーチ
本にはないですが、非常に重要な項目なので追記しています。
インターネットや、本などを集めて有用な情報を集めるステップです。
恐らくここが一番時間かかるステップかと思います。
一番信頼性が高い情報は、一次情報である「論文」です。論文に基づいた記事は、非常に有益なものとなることは間違いないでしょう!しかし、「英語が苦手...」とか、「そこまで本格的でなくてもいいや...」という方は本やインターネットを使いましょう!
ただし、本やインターネットを参考にする際は、参考文献をチェックして信頼性を確認することをお勧めします。
ステップ3:マインドマップ
このステップは、リサーチした情報を整理して大まかな構造を決定するフェーズです。
参考にした本では、付箋やエクセルを用いた「ピラミッドストラクチャ」という手法を取っていましたが、「操作性が悪いなぁ」という印象でした。
そこで、僕が取り入れたのが「マインドマップ」です。
自分はこのアプリにリサーチ情報をぶち込んでいます。
スマホのほうが、感覚的に操作できるので愛用しています。無料なので一度試してみてください。
まずは、参考文献ごとに適当にノードを追加していきます。
リサーチが終わったら、適当に作ったマインドマップを整理していきます。
似ている手法や考え毎にまとめて、記事の構造が出来上がります。
整理したマインドマップがこちら。
整理前は「記録」や「if-thenプランニング」、「WOOP」というテクニックがあるよ!とか、たくさんの枝がありました。
マインドマップで似ているものを削除し、関連項目はつなげていく...
こうした作業を経て、大まかな内容は「WOOP」というテクニックが使えて、「障害」を乗り越えるために「記録」 「if-thenプランニング」が使えるんじゃない?
という構造ができました。
(ステップ4):文章化する
参考にした本では、「因果関係」という項目があります。
しかし、今回リサーチしたのは「私はこう思う!」という意見を書くわけではなく、科学が証明した「事実」を述べているだけです。
つまり、「いかに分かりやすく書くか?」が重要なので割愛しました。
ステップ3で作成したマインドマップは目次のようになっていて、この通りに書けば構造的におかしくなることはないと思います。
これに従って、具体例などを加えて文章化していきましょう!
これで格段に読みやすい、よい構造の文章が出来上がることでしょう。